ホーム > 学習療法のお話 > 学習療法の概要

学習療法の概要

認知症に対する学習療法

学習療法は全国の特別養護老人ホームや老人保健施設、グループホームやデイサービス、有料老人ホーム等で実施されています。学習者はアルツハイマー型認知症の方、脳血管性認知症の方など様々な要因から認知症になられた方々です。

その学習を支援するのは施設の資格を持った職員の方々です。一人の支援者が二人の学習者、場合によっては一人の学習者を対面で、約20分という時間で行います。支援者は資格を持った職員に限定されます。理論と実技をマスターして行わないと、逆に認知症を重くさせてしまうことがあるからです。

ですから、学習を支援する職員には事前に必ず研修を受けていただきます。学習療法は冒頭で述べたように勉強するという意味ではなく、言葉や笑顔を引き出す楽しいものでなくてはなりません。

また、学習することで学習者は様々な変化が起こってきます。支援者や介護現場の職員には、その変化への気づきや観察眼、学習中のコミュニケーション能力も要求されます。

ただ、学習すればよいという作業行為ではありません。できれば毎日、少なくとも週3日の学習の積み重ねで学習効果が表れてきます。