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僕がジョンと呼ばれるまで

僕がジョンと呼ばれるまで 僕がジョンと呼ばれるまで

日本でもアメリカでも高齢者や家族を笑顔に

2001年に研究開発がスタートした「学習療法」。2011年5月に
は国境を越え、アメリカの高齢者介護施設で23人の認知症高齢者
が参加する実証実験が始まりました。長年、東北大学の川島隆太
教授を取材してきた仙台放送は、半年間におよぶその挑戦を収録し、
映画『僕がジョンと呼ばれるまで』を制作。
この作品は、日米の劇場で公開され、アカデミー賞の「長編ドキュ
メンタリー映画賞」にもエントリーされました。​

ストーリー

平均年齢80歳以上のアメリカ・オハイオ州にある高齢者介護施設。
ここに暮らす多くの方が認知症です。
スタッフのジョンは施設で暮らす方々に毎日尋ねます。
「僕の名前を知っていますか?」でも、答えはいつも「いいえ」。
何度名前を伝えても覚えていません。そのような彼女たちが学習療法に挑戦して5か月。
94歳の誕生日を迎えたエブリンは名前を書く場所を間違えなくなり、すうじ盤のコマの片付けもお手のもの。
ジョンは聞いてみた。「僕の名前を知っていますか?」
…この映画には、認知症と向き合う様々な人々が登場します。
自分が認知症だと分かり恐怖を感じる人、子どもや孫の名前を思い出せずに苦悩する人。そして親の変化にとまどう家族や介護スタッフの心の変化。この物語に登場する人たちの笑顔が、不安を希望に変えるヒントになるはずです。

施設で暮らす方々

メッセージ

東北大学加齢医学研究所教授 川島隆太

東北大学加齢医学研究所教授川島隆太

日本とは異なる文化的背景を持った民族でも、読み書き計算を使った作動記憶トレーニングは成立するのか。
学習療法の効果検証を米国で行おうと思った理由です。その成否は、フィルムで皆さん自身の目で直接確認していただければと思いますが、にわかには信じられない「奇跡」が目の前でたくさん起こる日々。
やがて奇跡は奇跡でなくなり、普遍的な事実であることが確信できます。

プロデューサー 太田茂

プロデューサー/監督太田茂

撮影現場で目にした光景は、私たちの想像を超えるものでした。
ほんの数分前のできごとすら思い出すことができなかった認知症の方々が「学習療法」を通して、表情豊かにコミュニケーションをとり、周囲との絆を次第に取り戻していく姿をカメラに収めることができたのです。
本作品を通して、認知症との向き合い方が、大きな転換点を迎えつつあることを感じていただければ幸いです。

コメント

ご自宅で親を介護されている方
ご自宅で親を
介護されている方

もっと多くの人に知ってほしい。
認知症になったお父さんやお母さんが帰ってくることを。

介護施設職員
介護施設職員

自分の知らないところでどんどん進んでいく認知症、自分が知らない姿へとなっていく親など、いろいろな視点の葛藤が見えました。

学習療法導入施設の管理者
学習療法
導入施設の管理者

初めから終わりまで涙が止まることがないくらい泣いてしまいました。
1日でも長く、楽しく笑顔で過ごしてもらいたい。認知症によって自分らしさを失いつつある入居者様にもっと学習療法をひろめなければいけないと感じました。

多くの方から
コメントが寄せられております。

※映画『僕がジョンと呼ばれるまで』制作・著作・配給:仙台放送

※上映に関しては、協同組合ジャパン・スローシネマ・ネットワークへお問い合わせください。