平均年齢80歳以上のアメリカ・オハイオ州にある高齢者介護施設。
ここに暮らす多くの方が認知症です。
スタッフのジョンは施設で暮らす方々に毎日尋ねます。
「僕の名前を知っていますか?」でも、答えはいつも「いいえ」。
何度名前を伝えても覚えていません。そのような彼女たちが学習療法に挑戦して5か月。
94歳の誕生日を迎えたエブリンは名前を書く場所を間違えなくなり、すうじ盤のコマの片付けもお手のもの。
ジョンは聞いてみた。「僕の名前を知っていますか?」
…この映画には、認知症と向き合う様々な人々が登場します。
自分が認知症だと分かり恐怖を感じる人、子どもや孫の名前を思い出せずに苦悩する人。そして親の変化にとまどう家族や介護スタッフの心の変化。この物語に登場する人たちの笑顔が、不安を希望に変えるヒントになるはずです。

介護されている方
もっと多くの人に知ってほしい。
認知症になったお父さんやお母さんが帰ってくることを。
自分の知らないところでどんどん進んでいく認知症、自分が知らない姿へとなっていく親など、いろいろな視点の葛藤が見えました。
導入施設の管理者
初めから終わりまで涙が止まることがないくらい泣いてしまいました。
1日でも長く、楽しく笑顔で過ごしてもらいたい。認知症によって自分らしさを失いつつある入居者様にもっと学習療法をひろめなければいけないと感じました。
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※映画『僕がジョンと呼ばれるまで』制作・著作・配給:仙台放送
※上映に関しては、協同組合ジャパン・スローシネマ・ネットワークへお問い合わせください。